フリーランスの経費

会社員の人から見ると、個人事業主は何でも領収書をもらって経費にできて良いなと思われがちですが、何でも経費にして税金が安くなるわけではありません。

経費になる大前提は、①事業に関係がある支出であること②支出の内容を客観的に証明できる資料を揃えることです。
税金の計算方法の基本的な構造は、収入から経費を差し引いた利益に対して税率を掛けて計算します。
経費は収入を得るために使ったものが費用性を認められるので、収入に結びつかないプライベートな支出はもちろん経費として認められません。
また、控除と言って利益から差し引くこともできるものがあります。

例えば、社会保険の支払いは直接事業からの収入には結びついていませんが、税法上は利益から控除されます。
また、プライベートな支出も含んでいるものは、家事按分といって事業に関係する部分とプライベートの部分を合理的に説明できる割合で経費にすることができます。

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【編集後記】
今日は、お客様のところで確定申告の打ち合わせ。
【昨日の1日1新】
税務署と税理士の連絡協議会
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