【節税と融資】過度な節税と売上推移


売上規模に対して利益が少ないのではと、融資を受けている銀行から指摘されることがあります。
赤字ではないので問題ないのではと思っていても、銀行はその会社の本当の実力を見極めようとしています。
実力がある会社(キャッシュを生み出す力が大きい)と見立てているのに、毎期決算では利益が少ないのは本当なのかどうなのか?
ひょっとして節税しすぎではと思われることもあります。

お金を払って節税

利益が大きくなりそうなので、経費を計上して利益を圧縮することで税金は減りますが、このような節税はキャッシュアウトを伴うので、税金を減らせても手元のキャッシュが減ってしまいます。

よく高級輸入車の中古車を買って節税する方法などありますが、本当にその車が欲しかったのか?業務で必要だったか?将来の売上につながっているのが確かなのか疑問です。

税金アレルギーなのか、過度に税金を払うことを嫌われる方もいますが、手持ちのキャッシュがどれくらい節税で減っているのか確かめてみましょう。

決算に近づいてあれこれ購入するときは冷静な判断も必要です。

ブレーキをかけすぎる

決算に近づくと、節税のために利益圧縮の意識が強くなると同時に、売上についても税金で取られるならブレーキをかけたいと思う方もいます。

事業年度の後半は、あまり受注を取らなかったり、休んだりで、売上を計上しても税金で取られるからと仕事を控えてしまうと、何のために事業をしているのか分からないです。

また、毎事業年度の傾向として、決算に近づくと売上が落ち、次の事業年度は勢いよく始まっていることはないでしょうか?

グラフにしてみると下記のようなイメージです。
3月と4月がアンバランスで、月次決算で見ると正しい経営判断ができるかも疑問です。

過度に節税のためにお金を払って節税したり、ブレーキを踏んでまで売上を控えて税金を払いたくないと考えたところで、手元のキャッシュがどうなるのかが重要です。

税金のことを意識しすぎるのも問題です。
事業年度の始まりから終わりの間にどれだけキャッシュが増えたのかがビジネスの本質的なところになるので、税金に惑わされるとお金が残らなくなり融資を受けることも難しいです。

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【編集後記】
今日は、午前中は資料作成、午後からZoomでオンライン会議など。

【昨日の1日1新】
九段うお多 市ヶ谷

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