融資を受けるときの個人信用情報

融資を受けるに当たって、自分の信用情報はどうなっているのだろうか不安があれば確認してみましょう。

過去に自己破産みたいなことはしていなくても、ちょっとした支払の遅れなど延滞した記録が残っていたりします。

個人情報機関に情報の請求をすると「信用情報開示報告書」というものが入手できます。
入手した「信用情報開示報告書」に信用情報の傷がないか確認できます。

過去に携帯電話の機種代を分割で支払っていた情報なども載っています。
こういう分割の支払いについても、金額が少額であっても延滞などすると信用情報に傷がつくので、少しくらいと思っていたことでも、お金を貸す側から見れば、信用が無いと判断されてしまいます。

確認事項としての信用情報

お金を借りるときに必ずチェックされるのが個人の信用情報です。
融資の申し込み時に、自分は信用情報に問題は無いと主張しても、信用の調査は必ず行われるので嘘は言わない方が良いです。
融資の申し込み用紙にも、虚偽記載になるようなことを記入してしまうと、融資が受けられなくなります。
この人は嘘をつく人だとだとみなされると、どんな有利な条件を持っていても融資が通らないことがあります。

過去に事情があり支払遅延などしたことがある場合は、こちらから状況など添えて補足説明として前もって伝えておくことも、情報不足で不利にならないようにする工夫にもなります。

個人信用情報機関

個人信用情報機関としては、次の三つがあります。

日本政策金融公庫はCICで確認しているので、公庫から融資を受ける場合はCICから情報を取り寄せて参考にしてみましょう。(CICはクレジット関連の支払履歴が登録されています)

CICはインターネットでも情報が入手できるので便利です。
手数料は1,000円です。
(スマートフォンにも対応しています)

↓「信用情報開示報告書」のサンプル(CICのHPにあるサンプルです)

全国銀行個人信用情報センターは郵送にのみの取扱い、株式会社日本信用情報機構はスマホやインターネット、窓口での受付が可能で、信用情報の受取は郵送になっています。

クレジットカードを発行するときに、個人信用情報機関に「自分の信用情報を登録させること」に同意していることになっていますので、発行したカードの数だけクレジット情報が登録されています。

信用情報を知ることのメリット

延滞したことのある事実やカードローンの情報を確認しておくことで、融資の審査が無駄にならないようにすることができます。
消費者ローンやカードローンが残っているのであれば、融資申し込みの前に返済してしまいましょう。
過去の延滞情報については、延滞を完済してから5年間は記録に残るので、もうすぐ5年が経過するような情報があれば待ってみるのもよさそうです。

また、お金を貸す側については、個人情報の関係で詳細な信用情報を得ることができないこともあるそうです。(信用情報に傷があるか無いかの情報程度)
もし、少額の支払いを何か勘違いでと支払遅延したことがある場合は、こちらから情報を伝えるのも親切かと思われます。

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【編集後記】
今日は朝一番で浦和まで仕事に出かけ、午後は横浜でセミナー受講、夕方からは中華街で会食とスケジュールが埋まった一日でした。

【昨日の1日1新】
ドコモでMNP予約

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