会社を作ってビジネスを始めるときに、資本金が必要になります。
自己資金や創業時の融資を受けることが一般的ですが、事業内容によっては多額の資金が必要なときもあります。
ビジネスを始めたいタイミングで資金がないことも多いです。
気をつけたいのが友人や知人などから資金を借りることです。
個人的にお金を友人から借りて、そのお金を会社に入れるのは特に問題はないのですが、友人から借りたお金について会社に直接出資する形にすると後で困ることがあります。
会社に出資することは株主という立場になるので、会社に対する権利が発生します。
出資による株式の一定比率以上の株を持たれると、株主総会での役員解任や配当の決議など、実質的に会社の主導権が握られてしまう可能性もあります。
会社を始めた当初は関係が良好でも、あとになってどのような変化があるか予想できません。
50%超の株式を持っていないと、株主総会など議決権の過半数を抑えられないので、出資比率は50%以上になるように気をつけましょう。
その他、設立後の役員任期を短くしておく、株主総会の決議要件を緩和して役員解任がすぐできないようにしておくなど対策することも可能です。
資金繰りで友人を頼る場合でも、株主の立場になることについては事前に注意が必要です。
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【編集後記】
今日はオフでした。
プライベートの所用で1日外出でした。
【昨日の1日1新】
越谷公証役場
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