フリーランスの福利厚生費

フリーランスの方から、スポーツクラブの会費やマッサージチェアを福利厚生費として経費に落とせないか質問を受けることがありますが、結論から言うと基本的に一人フリーランスで事業を行っている方には福利厚生費を計上することは難しいです。

福利厚生費とは従業員全員のために給与以外の支給されるものになるので、フリーランスが自分のために支払ったものは経費にはできません。
健康を維持しないと事業をやっていけないと言う方もいますが、「仕事」と「プライベート」をどのように区別できるかがポイントです。
その支出が無くても直接的には事業に影響しないのであれば経費性は認められません。
いっぽう、ジャーナリストなど情報を提供することを仕事とする人が、スポーツクラブの記事を書くのに取材で訪れるのであれば福利厚生費という名目ではありませんが経費としては十分認められます。

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【編集後記】
今日は9月に会社設立したお客様と打ち合わせ。
公庫の創業融資がほぼ満額に近い金額を借りられ、資金繰りの悩みはある程度少なくなって良かったです。
希望融資額に近い額を借りられたのは、公庫指定のフォーマット意外にも、必要な資料を取り揃えて提出したのが良かったみたいです。
【昨日の1日1新】
ベーカリーcimai pain
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