正確な利益を求めるための棚卸

事業を行っていく中で必要な業務に棚卸があります。
目的は、正確な利益を計算するためと正確な在庫管理です。

毎月棚卸をしなければいけないのか、商品の他に備品や固定資産も棚卸しなければいけないのか、棚卸と言ってもよくわからない業務に思えます。
正確な利益を計算するためには、正確な売上高と経費を求めます。
経費については、売上に関わったものだけを経費に計上します。
つまり、商品など仕入れてきたもので売れ残っているものは、経費から一旦除きます。
除いたものは在庫として経費から除くので利益は増えます。(在庫は経費になりません)
このように、在庫によって利益の額が変化します。
商品の他、備品などは未使用のものがあれば同じ用に経費から除く処理を行うこともあります。
税金についても正確な利益をもとに計算しますので、税務申告のときには棚卸は必要な業務になります。
一般的に、中小企業は税務申告と合わせて年一回の棚卸をしているところが多いです。
正確な利益が計算できるのであれば、毎月でも行ったほうが良さそうですが、棚卸には手間がかかるため現実的に毎月は難しところもあります。
またもう一つの目的に在庫管理がありますが、無くしてしまっていたり、型落ちしていたりすると、評価損という経費を計上することもあります。
固定資産についても、実物の把握は行います。
償却資産税という固定資産税もかかるものもあるので、実物がないものについては会社の台帳から除く処理をする必要があります。
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【編集後記】
今日は、久しぶりに電車で移動でした。
電車は車と違って、読書しながら移動ができるので良いところです。

【昨日の1日1新】
paypayスマホ決済導入
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