自宅兼事務所と住宅ローン控除

住宅ローン控除については、住宅ローン等の年末残高に対して1%の控除が所得税法上認められています。
最高額は40万円で、控除期間は10年間です。
10年間で毎年40万円の控除を受けられると大きな税制上のメリットになります。

フリーランスの方が、自宅を取得して、自宅でも仕事をしている場合は、ローンの利息や建物自体を経費にできるか質問がありますが、仕事で使っているのが証明できればある程度経費にすることができます。
住宅ローン控除を受けるには、床面積の1/2以上が居住用に使われていることが要件の一つとされています。
事業割合は最高で50%で計算できますが、住宅ローン控除を満額受け取るには、事業割合が10%未満であることが条件です。
経費にできるものは、住宅自体を減価償却という手続きで処理する経費の他に、ローンの利息や、水道光熱費、固定資産税、建物の損害保険などが、事業割合によって経費にすることができるので、住宅ローン控除とのバランスでどちらが得になるのかシミュレーションしてみるとよいでしょう。

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【編集後記】
今日は、午前中は記帳指導で納税者様宅を訪問でした。
【昨日の1日1新】
竹芝旅客ターミナル
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